自己啓発や成功哲学の祖と言われているジェームズ・アレンは、彼の著書『原因と結果の法則』のなかで、『心と環境』を取り上げています。

心とは思考であり、環境とは現実のことです。

原因が心にあり、結果は環境の中にあります。

心を使うことことによって、人間は夢を実現することができるのです。

あなたの目の前にある現実は、今まであなたがつづけてきた心の選択の結果です。

人間の心の中には安全神話があり、どちらかと言うとネガティブな選択をしがちです。

『成功者になることを決断する』ことは、なかなか難しい選択だと思います。

だから、『選択』ではなく、『決断』をいう言葉を使うのでしょう。

もし、『成功すると決めて、他の選択肢を断ち切る』という思いの種を蒔けば、成功と言う果実を得ることは確実な法則であるとアレンは言うことでしょう。

種を撒かないで得られるものは何もありません。この世界には農場の法則が働いていると、『七つの習慣』で有名なコヴィー博士も言っています。

種を撒いても、大事に育てなければ収穫をすることができません。

農業の道具や手法が必要です。

当然、『成功と収穫』を得る為にも、道具や手法が必要になってきます。

農業をしていても思わぬ災害に見舞われることがあります。その次には被害を少なくする方法を考えます。

始めは試行錯誤することも多いともいます。

しかし、失敗と思えることでも積極的な考えのもとでは、成功するためのリソースとして活用することができます。

NLPプログラミングには、T.O.T.Eモデルというものがあります。これは本来人間がもっている試行錯誤能力です。

NLPには次のような前提があります。

・失敗はない。ただフィードバックがあるだけ。

・問題、制限とは、チャンスととらえることができる。

・うまくいかなかったら、別のことを上手く行くまで試してみる。

・何も選択しないよりも、何かを選択したほうが良い。

・人は必要なリソースは既に備わっている。

こういった、積極的な考えかたは、あなたの過去のビリーフを壊してゆくのに役立ちます。

過去には役立っていたビリーフも、成長した現時点ではブレーキとして働くものが多いです。

現状を変えてゆくためには、心に思っただけではだめです。その考えが信念とならなければ現実を変える力とはなりません。

信念に変えるためには、その思いを行動に移すことです。行動を繰り返すことによって、その思いは信念となり、その思いを強化します。

強化された思いである思考は行動を通して現実化します。

また、ジェームズ・アレンは『思いと目標』をいう章で次のように書いています。

「思いと目標が結びつかないかぎり、価値ある物事の達成は不可能です。」

また、こうも言っています。

「人間を目標に向かわせるパワーは、『自分はそれを達成できる』という信念から生まれます。疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。」

成功哲学の祖と呼ばれるゆえんがわかると思います。

当然、これらの考えもNLPに引き継がれていますし、NLPはコミュニケーションスキルも加味されているので、ビジネスで成功するためには最適なプログラムと言えます。

試行錯誤で費やす時間を、NLPプログラムをつかって、成功者たちをモデリングしたほうが早く成功に達することができます。

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